環境ビジネスとは?

今日の地球環境問題

今日の地球規模の環境問題は、産業革命以来の量的拡大を追及することで成り立つ経済構造自体と人間の果て無き欲望を追求してきた消費文化が、次世代の資源の先送り、次世代へ環境負荷を先送りするばかりか、地球規模での生態系の破綻、エネルギー・資源の枯渇、人間の生存条件の悪化を招いた結果である。この延長上に次世代の持続可能な発展は先ず考えられない。

   

環境ビジネスの目的と役割

21世紀において持続可能は社会を実現するためには、単に廃棄物対応の循環ではなく、すべての資源(自然、エネルギーなどを含む)が効率的に循環できる「資源循環型社会」の構築が重要課題となっている。その循環型社会へ移行するにあたり、さまざまな取り組みの局面において経済的なインセンティブ(財、またはサービスの提供)を与え、その経済的な波及効果によって環境への取り組みを持続的に拡大させていこうというのが環境ビジネスの目的だ。つまり、環境ビジネスの拡大・定着は環境の維持・保全につながる環境改善活動のひとつだといえる。

   

環境ビジネスの現在、そしてこれから

 環境ビジネスは現在、自立的発展段階に入った。環境ビジネスは特定産業から全産業へ、官需から民需へ、都市から各地域へと多様な広がりを見せ、市場規模も拡大の一歩を踏み出した。年を追うごとに参入企業は数を増やし、技術アイテムは800に及ぶ。その中で刮目すべきは地域発の環境ビジネスが地場の企業によって幅広く創出され、その事業を通して地域社会貢献(事業・雇用の創出、環境保全)の一翼を担い始めている。環境ビジネスの意義と方向性がそこに見えてきている。

   

環境ビジネスをさらによく知りたい人・学びたい人は...

新・地球環境ビジネス 2009~2011

新・地球環境ビジネス2009~2011
発行年月:2009年 6月
体裁:A5判 494頁
定価:4095円(税込)
発行所:株式会社産学社
TEL03-3555-7989 FAX03-5540-6252
URL http://www.sangakusya.net/

 

エコビズの視点

「環境の世紀」といわれる21世紀。自律的発展段階に入った環境ビジネスは、今後どのような場面で躍進し、その価値を高め、持続可能な発展に向けた 社会構築の中で定着していくのか? このコーナー「エコビズの視点」では、環境ビジネスを取り巻くさまざまな事象をテーマとして取り上げ、エコビジネス ネットワーク独自の視点で解説していきます。(不定期更新)

●未来をつくるわたしたちエコビジネスネットワークのエコビジネスとは
●リサイクルビジネス最前線 拡大期の市場でチャンスをつかめ!
●特集 再使用型社会の到来で拡大する“Re ビジネス”
●環境時代の知的財産
●環境汚染対策ビジネスの新展開~信頼確保が事業拡大の第一条件
●全産業に裾野を広げる環境ビジネス
●環境型社会での環境に対する企業の役割と責任。 グリーンカンパニーへの脱皮
●利益を生み出せる環境経営
●環境保全に対応した地域再生と環境事業の創出